スノーピークの初心者向けロングセラーテント「アメニティドームM」
僕も使っていますが、高い耐久性と圧倒的な設営のしやすさが魅力のテントです
ただ、いくら簡単といっても初めての時はスムーズに設営できるか不安ですよね?
この記事では、初めての方でも迷わないように、アメニティドームMをスムーズに設営する手順とコツを写真とともに解説していきます!
- アメニティドームMをスムーズに設営するためのコツが知りたい!
- 初めての設営でうまくできるか不安、、、
- 設営時間を短くしてのんびりする時間を増やしたい!
アメニティドームMの設営手順一覧
まず最初に設営手順の一覧をお見せします
ざっくり全体像を掴んでいただいた後に、それぞれの工程の説明をしていきます
テントを立てる場所を決めてグランドシートを敷く
まずはテントを立てる場所を決めてグランドシートを敷くところからです
最初に紹介したステップごとに説明していきます
テントを立てる場所を決める
なるべく平坦な場所を選んで、大きめの石は取り除いてください
平坦な場所を選ぶ理由は、寝る時に身体が斜めになってしまうのを避けるためです
睡眠姿勢に敏感な人は気になって寝辛くなってしまうので、場所選びもこだわりましょう
また、大きめの石はテント内で気付かずに踏んだ時に痛い思いをするので、できるだけ取り除いておきましょう
吹き出し:たまたま膝をついた場所に石があってめちゃくちゃ痛かった思い出があります
グランドシートを敷く
場所が決まったらグランドシートを敷きます
この時にペグを軽めに打っておくと風で飛ばされなくなります!
風が吹いている日は試してみてください!
インナーテントを立てる
グランドシートを敷き終わったら、インナーテントを立てていきます
インナーテントを立てる手順は7つ
インナーテントを広げる

グランドシートの上にインナーテントを広げます
ビルディングテープ(黒いバックル付きのテープ)が付いている方が前になるので、向きを間違えないようにしましょう
この時、インナーテントのメッシュ部分を開けておきましょう!
フレームを立てる時に空気が入って立てやすくなります
3本のフレーム(黄色2本・緑1本)を組み立てる
インナーテントを広げたらフレームを組み立てます
中にワイヤーが入っているタイプなので、端から順に折れ曲がった節をまっすぐにして差し込んでいきます
差し込むたびに「カチッ」と軽い音や手応えがあり、つながったことが分かります
これを3本分やります
2本の黄色フレームを黄色スリーブに通す

2本の黄色フレームをスリーブに通していきます
テントの対角線を結ぶように通しましょう

スリーブに通す時はフレームを押して通しましょう
引っ張ってしまうと接続部分がすっぽ抜けることがあります
スリーブの中でフレームの接続が抜けるとつけるのに手間取るので、押しながら通す覚えておいてください!
1本のフレームの両端にピンを差し込む
2本とも通し終わったら、1本のフレームにピンを差し込んでいきます
この時、テントの生地がポールの真ん中にくるように調整しましょう
片方に寄っていると差し込みづらく、無理に引っ張ると破れる可能性があります
2本目のフレームにピンを差し込みながらテントを自立させる
2本目のフレームにもピンを差し込んでいくのですが、1本目と同じようにテントの布が真ん中にくるように調整したら
アーチを描いてテントを自立させるイメージでフレームをしならせましょう
テントを立ち上げるようにしならせると、スムーズにピンを差し込めます
ピンを差し込むとテントが自立してくれます
緑フレームを緑スリーブに通してピンを差し込む

1本残ってる緑フレームを緑スリーブに通してピンを差し込みます
スリーブに通した時、緑フレームが黄色フレームの前になるようにしましょう
インナーテントのフックをフレームにかける

インナーテントについている黒いフックをフレームにつけてテントとフレームを接続します
フレームが交差している部分は、下側のフレームをフックで挟み込むようにつけましょう

最初に設営した時に「ここどうなってるんだ…?」って少し戸惑ったので、イメージを掴んでおいてください!

開けていたテントのパネルを閉める
インナーテントを広げた時にパネル開けていた場合はこのタイミングで閉じておきましょう
ペグを打った後では閉まらなくなることがあります
ペグを打ってインナーテントを固定する(6ヶ所)

フレームにピンを差し込んだ箇所をペグダウンしていきます
コーナーループという輪っかがついているので、そこにペグを打ち込みます
ペグを打つ前に、テントの場所がそこで問題ないか確認しておきましょう
ペグを打つ前ならインナーテントを持ち上げて移動できるので、その場所で確定させて大丈夫かどうか見極めましょう
ここまででインナーテントの設営は終了です
フライシートを被せて接続する
最後の工程、フライシートを被せていきます
前室のビルディングテープのバックルをつける
まずは前室のビルディングテープ(バックル付きの黒いテープ)のバックルをつけます
テントの後ろ側から前に向かってフライシートを被せる

フライシートの前室部分を持って、テントの後ろ側から覆うようにフライシートを被せます
ファスナーが2つ付いている方が前室側です!

スムーズに向きを決められるように覚えておきましょう
前室のファスナーも合わせると3つ付いているのでわかりやすいと思います

フライシートの裏側にあるマジックテープをフレームに巻きつける

被せたフライシートを少しめくると、黒いマジックテープがついています
輪っかになるこのマジックテープをフレームに巻き付けることで、フライシートが飛ばないように固定していきます
シルバーのフレームを組み立てる
1本だけ残っているシルバーのフレームを組み立てます
これまでの黄色・緑色のフレームと同じ構造をしているので、同じような感じで組み立ててください
シルバーのフレームを前室のスリーブに通してピンを差し込む

組み立てたフレームを前室のスリーブに通します
この時も、黄色・緑色のフレームを通した時と同じように押すように通しましょう
スリーブに通したらピンを差し込みます
ピンを差し込む時も、フライシートの生地が真ん中に来ていることを確認してフレームをしならせてピンを差し込んでください
フライシートとインナーテントをバックルで接続する
黄色と緑色それぞれのフレームにピンを差した場所にバックルがあるので、それを6ヶ所接続していきます

バックルをつけたら調整ベルトを引っ張ってテンションをかけましょう(かけすぎ注意)

テンションをかけることで、フライシートがピンと張って見た目が綺麗になります
前室部分についているフックをリングに引っ掛ける

前室部分に付いているフックをリングに引っ掛けます
引っ掛ける先は、前室のフレームに差したピンがついているリングです
フライシートのコーナーループにペグを打つ
次はペグダウンです

ペグを打つ場所は
- 前室のコーナーループ2ヶ所
- テントの後ろ1ヶ所
の合計3ヶ所です
初めてアメニティドームを使う場合はロープの取り付け、強い風が吹いている場合はロープのペグダウンが必要なので、当てはまる方は続きも読んでください!
ロープがすでに取り付けられている場合や、風がまったく吹いていない場合はここで終了でも問題ないです

急に強い風が吹いてもいいように余裕があればロープもペグダウンしておくといいですよ!
フライシートにロープをつける(初回のみ)


初めて設営する時はロープをフライシートにつけないといけません
ロープは3種類ありますが、それぞれ
- 一番長い二股のロープ:一番前
- 中間の長さのロープ:真ん中
- 短いロープ:一番後ろ
という感じでフライシートにつけていきます


それぞれつける場所を拡大すると
一番長い二股ロープはここ


真ん中の長さのロープはここ


一番短いロープはここです


短いロープだけすこし特殊で、ロープについている銀色の輪っか部分に通します
ロープの付け方(初回のみ)
具体的な付け方ですが、そこまで難しくはありません
一番長い二股のロープだけ少し特殊ですが、それ以外は簡単なのでサクッとつけてしまいましょう
一番長い二股のロープ


二股ロープを半分の長さのところで折り、折った部分を銀色の金具に通します


金具から出ているロープの輪っかに、二股に分かれているロープの先端を入れて引っ張ればOKです


真ん中のロープと短いロープ
真ん中のロープを短いロープは、自在と呼ばれる金具がついています
その金具から一回ロープを外して


フライシートの金具にロープ先端を通して、自在金具がへの字のような向きにして


ロープの先端で輪っかを作れば完成です!
ロープをペグダウンして完成


画像の黄色の丸部分、8ヶ所をペグダウンして、程よくテンションをかけたら完成です!
上手に設営してのんびりキャンプタイムを満喫しましょう
設営時間が短くなると、その分キャンプでのんびりできる時間が増えます
- 凝ったキャンプ飯を作る
- 本を読んでのんびりする
- 動画をのんびり観る
- 焚き火をぼーっと眺める
- コーヒーや紅茶でアウトドアティータイムを過ごす
- ブッシュクラフトに挑戦する
この記事で皆さんの設営がスムーズになって、キャンプの自由時間が少しでも長くなったら嬉しいです!
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