- 冬キャンプの寝袋といえばダウンシュラフだけど高くて手が出せない
- ポータブル電源も高くて電気毛布は使えない
- 冬キャンプに挑戦したいけど、寝てる時の防寒が心配で踏み出せない
こんな悩みを抱えている方、いらっしゃると思います
僕たちも冬キャンプを始める前は同じ悩みを持っていましたが、今はその悩みから解放されました
寝床を工夫することで、3シーズン用の化学繊維の寝袋でも、末端冷え性でも、冬キャンプで熟睡できる術を身に付けたんです
今回の記事では
冷え性でも快適温度0℃の寝袋で冬キャンプで熟睡できる寝床の工夫
をお伝えします
- ダウンシュラフもポータブル電源も高くて買えない
- でも冷え性だからちゃんと暖かくしたい
- 高価なギアがなくても冬キャンプがしてみたい
そんな悩みをお持ちの方はぜひ読んでみてください!
末端冷え性の妻でもぐっすり眠れる冬キャンプの寝具
早速結論ですが、末端冷え性の妻が冬キャンプでぐっすり眠れている寝具はこんな感じです
- インフレーターマット
- コット
- 湯たんぽ
- 3シーズン用化学繊維シュラフ
これらを組み合わせることで、末端冷え性でも朝まで目を覚まさずに快適に眠れる環境が実現できます
妻はプロも驚く程の末端冷え性
それぞれの詳細を前に、妻がどれくらい冷え性なのかを伝えさせてください
温度の感じ方には個人差があると思いますが、僕の妻は自他共に認める末端冷え性です
真夏のブライダルフェアで手のマッサージをしてもらった時、何人もの手を触ってきたであろうマッサージ師さんが
夏でもこんなに冷たい方初めてです〜!
と驚くくらいの末端冷え性っぷりなんです
末端が冷えると寝付きが悪くなる
スムーズに眠りに入るためには、深部体温という体の真ん中の温度を下げる必要があります
この深部体温を下げる時に、血流を使って熱を体の末端に逃しているんです
ところが、末端冷え性の方は血管が収縮しているので、うまく血が行き渡らず熱を逃せません
よって深部体温が下がらず、入眠しにくくなってしまうんです
スムーズな入眠のポイントは末端を暖めること
スムーズに入眠するためには手足を暖めて血行を良くして深部体温を下げることが大切です
手は比較的暖めやすいですが、問題は足です
足の冷えはしっかりと対策をしないといけません
ぐっすり眠るには全身の保温も大切
また、寝る時はストーブも消さないといけない為、手足だけでなく全身の防寒・保温をしないといけません
片方でも欠けてしまうと、夜中に寒くて目が覚めるという最悪な展開を迎えてしまいます
では
末端を暖めつつ全身の防寒・保温ができる具体的な方法
を先ほど紹介したアイテムの詳細と共にお伝えしていきます
コットとインフレーターマットで背中への冷気を防ぐ
地面から背中に当たる冷気を防ぐ為に、コットとインフレーターマットを使いましょう
背中に冷気を感じずにゆっくりぐっすり眠れます
コットとインフレーターマット、それぞれに
- 底冷え防止
- 寝心地アップ
の効果があります
片方でも十分効果が見込めるものを2つ組み合わせて良くないことがあろうか、いやない
寝心地についても、程よく沈み込んでくれるコットと弾力のあるインフレーターマットのおかげで、まるでマットレスで寝ているかのような快適さを実現できます
まずコットを使うことで地面と背中の間に空間ができて冷気が遮断されます
さらに、物理的に冷気をシャットアウトして柔らかさを持つインフレーターマットを敷くことで二重の冷気対策と寝心地の実現が可能になるんです
湯たんぽで寝袋と足元を暖める
湯たんぽを寝袋に入れておくと、くるまった瞬間から暖かさを感じられるので、リラックスして入眠できます
寝袋に入れていた湯たんぽはそのまま足元に置きましょう
足先が暖められることで血行が良くなり、血流による体温分散で深部体温が下がって寝入りやすくなります
寒さでなかなか寝付けないという最悪の事態を防げます!
今回紹介した工夫は約2300円で実現できる
今回紹介した工夫は、湯たんぽ代の最低2,300円だけで実現できます
- コットも
- インフレーターマットも
すでに持っている方は必要ありません
追加で用意しないといけないのは湯たんぽくらいです
 おぴ
おぴ3シーズン用の寝袋は冬キャンプを検討する方ならすでに持っている方も多いと思うので今回はノーカウントです
装備を揃えるために必要なお金はすでに持っているアイテムによって変わります
例えば
- インフレーターマット:約7,300円
- 湯たんぽ:約2,300円
- 合計:約9,600円
※2025年10月時点
- コット:約11,000円
- 湯たんぽ:約2,300円
- 合計:約13,300円
※2025年10月時点
という感じです
ダウンシュラフを使う場合も、電気毛布を使う場合も、防寒と寝心地を考えるとコットとインフレーターマットのどちらかを使った方がいいですし、コットとインフレーターマットはどちらも寝心地を良くするために通年で使えるアイテムです
それを組み合わせて、湯たんぽをインストールすればOKです
僕たちが実際に使っているアイテム
僕たちが実際に使っているアイテムを参考までに載せておきます
先ほど紹介した金額は、僕たちが使っているアイテムを使った場合の金額なので、気になるアイテムがある方は見てみてください
工夫次第でお金をかけなくても冬キャンプは楽しめる
雪中キャンプのような過酷な環境でなければ、工夫次第でお金をかけなくても安全に冬キャンプを楽しめます
最低気温−2℃でぐっすり一晩眠れたので、12月上旬のふもとっぱらでもキャンプできます


今回の記事が、あなたの冬キャンプの第一歩の後押しになれたら嬉しいです!
虫もいない、汗かかない、空気が澄んで綺麗、そんな素敵な冬キャンプを体験しましょう!





