持ってないとやばい冬キャンプの必須アイテム3選【寒さ対策】

しっかり対策しないと最悪の場合撤退もあり得る冬キャンプ

個人的に

これは持ってないと詰んでたな

と思うアイテムを3つご紹介します

今回紹介する3つのアイテムがない場合、冬キャンプへの挑戦は見送った方がいいでしょう

冬キャンプ未経験の方はぜひ参考にしてみてください!

目次

【結論】冬キャンプをやるなら絶対持ってて欲しいアイテム

まずは一気に3つご紹介します

  • 石油ストーブ
  • コット
  • 焚き火台

この3つがなかったらリアルで途中リタイヤしていた可能性もある

そう考えられるアイテムたちです

その理由をそれぞれについてお伝えしていきます

冬キャンプに石油ストーブがなかった場合

石油ストーブがなかった場合、テントの中で暖が取れずに寒くてしんどい思いをすることになります

テントの中で暖が取れないのは、暖房の予約をし忘れて家に帰ってきた時の感覚に似ています

キンキンに冷えて寒い家の中で、暖房が効くまで耐えるあの時間がずっと続く感じです

テントは布なので家よりももっと寒いですけどね、、、

厚着してホッカイロ貼れば平気じゃない?

と思っていた時期が僕たちにもありましたが、やはり空間全体を暖められないときついものがあります

4月上旬のふもとっぱらキャンプ場で地獄を見た

冬キャンプというほどの冷え込みではなかったですが、僕たちは4月上旬にストーブなしの状態でふもとっぱらキャンプ場に挑んで地獄を見ました

ふもとっぱらキャンプ場の4月全体の最低気温の平均値は4.5℃です

地獄を見た時の実際の気温データはないのですが、仮に最低気温が4.5℃だったとしましょう

風も結構吹いていたので、体感としては2℃から−1℃くらいだった可能性もあります

風速1m/s増えるごとに、体感温度は約1〜1.5℃下がります
最低気温が4.5℃、風速:2〜4m/sと仮定すると体感温度はざっくり2℃から−1℃くらいだったと推測できます

寒さに耐えながら頑張ってトイレに行き、テントに戻っても暖が取れずに震え続けるという地獄を味わった僕たちは強く決意しました

絶対にストーブを導入する

冬キャンプど真ん中な季節じゃなくてもこうなるので、テントの中で暖を取れるストーブは絶対に必須です

冬キャンプにコットがなかった場合

底冷えで眠れなくなります

地面からの冷気は冬キャンプの夜の大敵です

僕たちはコット無しで寝たことはないですが、テントの床に座った時には地面の冷たさにびっくりしました

おぴ

この上に直接寝袋を敷いて眠るのは絶対無理

と感じましたね

マットかコットのどちらかならコット

底冷え対策には銀マットやインフレーターマットなども候補に入ってくると思いますが、個人的にはコットを優先したいと思っています

その理由は、地面と背中を物理的に離せてマットよりも底冷え対策として有効だからです

コットを使うと地面と背中の間に空間、空気の層ができます

この空気の熱伝導率は物質の中で最も低いとされています

インフレーターマットやダウンシュラフも空気の層を作ることで冷気を遮断する仕組みなので、背中と地面に空間を作れるコットは最強の冬キャンプ冷気遮断装置と言えるでしょう!

冬キャンプの寝床作りの工夫はこちらで紹介しているので気になる方は読んでみてください!

冬キャンプに焚き火台がなかった場合

夕方以降、寒すぎて外で過ごせなくなります

日差しが出ている昼間は厚着をすれば外にいられますが、日が傾いて気温が下がってくると一気に寒さを感じるようになるんです

まさに寒空の下と言う感じですが、そんな環境で暖をとるには焚き火が必須と言っても過言ではありませ

冬の夜は寒いだけでなく、星空が綺麗に見えたり、暗闇の中に他のテントや焚き火の明かりが浮かんだりと、幻想的で美しい景色が見られます

焚き火がないと寒さで景色を楽しむどころではなくなってしまうので、冬キャンプの夜を楽しむためにもしっかり準備しておきましょう

個人的な最優先アイテムはコット

3つ揃っていないと快適な冬キャンプの実現は難しいですが、予算や装備の都合上どうしても1つに絞らないといけないというケースもないことはないと思います

僕たちが、今回紹介した

  • 石油ストーブ
  • コット
  • 焚き火台

この中でどれか一つだけを選ばないといけないとしたらコットを選びます

理由は、石油ストーブと焚き火台は、なくても湯たんぽと寝袋の組み合わせ多少はカバーできるからです

湯たんぽと寝袋があれば多少は温まれる

熱を発生させられる湯たんぽと保温できる寝袋があれば温まることは可能です

湯たんぽは抱えれば周りの場所をじんわりと温めてくれます

そこに保温性が高い寝袋を被れば温かさを逃さない、という感じです

湯たんぽ+寝袋

この組み合わせは夜寝るときに冷気からの防波堤になる組み合わせなので、実力は折り紙付きです

とは言っても石油ストーブと焚き火台の方が暖かいので、準備できるに越したことはないです

ちなみにふもとっぱらキャンプ場で地獄を見た時は湯たんぽすら持っていなかったのでめちゃくちゃきつかったです

コットが一番代えがきかない

  • 寝るときに背中と冷たい地面を物理的に切り離してくれる防寒性
  • 適度に沈み込んで寝心地も良くしてくれる快適性
  • 分解と組み立てができてテント内でもスペースを取らないコンパクト性

コットが持っているこれらの要素を代用してくれるアイテムってないんですよね

マットは地面に接地しているため中途半端な厚みだと底冷えしやすいですし、厚さを確保しようとするとサイズと金額が大きくなります

ハンモックはコットよりも体が冷えやすいです

コットよりも高い位置で宙吊りのため、沈み込みが強いんですね

特にお尻や背中が沈み込みますが、沈み込んだ部分の寝袋内の綿が圧縮されて薄くなります

圧縮によって綿が薄くなるお尻や背中から急激に冷えていくんです

おぴ

コールドバットシンドロームと呼ばれる現象ですね

こんなふうに、コットって絶妙な立ち位置と役割を持っているので、個人的には最優先で準備すべきアイテムだと思っています

三種の神器を揃えて快適な冬キャンプを

野外に自分たちだけの快適な空間を作ってくつろぐ

これは僕たちのキャンプの楽しみ方ですが、同じように感じられる方には今回紹介した3種類のアイテムは冬キャンプに必須と言ってもいいくらい大切です

ご自身のキャンプスタイルに合わせてしっかり準備をして、快適な冬キャンプを楽しんでください!

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この記事を書いた人

のんびり夫婦キャンパーです𐀪𐁑 ナチュラルな雰囲気で快適なキャンプと富士山が大好き𓍯
お気に入りはS'more / CAPTAIN STAG / LOGOS𖣰
おすすめのキャンプ場やギア、快適にキャンプをするためのあれこれを発信してます𖣰

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