キャンパーなら一度は行ってみたいと思うキャンプ場、ふもとっぱらキャンプ場
富士山が綺麗で設備も整っていて料金も高くないと、魅力ポイント満載のキャンプ場ですが、
- ふもとっぱらでキャンプする時に注意した方がいいことってある?
- 行ってから後悔しない為に事前に対策できることってある?
と、初めて行く前には疑問が浮かぶこともあると思います
実際、ふもとっぱらキャンプ場には行く前に知っておいた方がいい注意点と対策方法がいくつか存在します
この記事では、ふもとっぱらキャンプ場に初めて行く方へ向けて、キャンプをする時の注意点と対策をお伝えします!
ふもとっぱらキャンプの準備に悩まれている方はぜひご一読ください!
地面が硬くペグが刺さりにくい
ふもとっぱらキャンプ場の地面は石が埋まっている場所が非常に多く、テントに付属しているジュラルミンのペグでは全く歯がたたないです
原っぱだからペグはテントに付いてるやつで大丈夫でしょ!
と思っている方は、全くペグが刺さらずに絶望する可能性が非常に高いです
パッと見柔らかそうな原っぱに見えますよね?
写真の場所に設営する時でも石との格闘が必要になるほどごろごろ埋まっています
石がない場所を探せばいいじゃん!
と思う方もいると思いますが、打ち込んでみないと判断できない上に時間と手間もかかるのでおすすめはできません、、、
ジュラルミンペグしかない場合、せっかくのふもとっぱらキャンプの出鼻を挫かれてしまうため、鍛造ペグを準備しましょう
【対策】鍛造ペグで粉砕
対策は至ってシンプル、鍛造ペグで粉砕しましょう
(ペグの)レベルを上げて物理で殴る
です
ジュラルミンペグが曲がるような硬い地面も、鍛造ペグなら深く打ち込めます
鍛造ペグの打ち込みやすさはジュラルミンペグの比ではなく、一度使うと病みつきになります
この後紹介しますが、ふもとっぱらは風が強いので、安全にキャンプをする為にもペグはしっかりと地面に打ち込む必要があります
快適な設営と安全なキャンプのためにも、鍛造ペグを準備しましょう
長さはテントの大きさによりますが、30cm前後であれば間違いないです
おすすめは村の鍛冶屋から出ているエリッゼステークの28cmです
僕も使っていますが、石をガンガン砕いてしっかり刺せます
テントの墓場と呼ばれるほどの強風
ふもとっぱらキャンプ場の魅力でもある広大なフリーサイトですが、強風が吹きやすいという側面もあります
毛無山から吹き下ろしてくる強風でテントが崩壊することも多く、ついた異名がテントの墓場
いい天気だな〜〜と思っていても突風が吹くこともあるのがふもとっぱらキャンプ場です
僕たちは幸いまだ経験していないですが、強風でペグが抜けてテントがひっくり返ったり、フレームが折れたり曲がったりしている方はたくさんいるので、ふもとっぱらに行く際には他人事と思わずにしっかり対策しましょう
【対策】風速の確認、長めの鍛造ペグと無理をしない心構えの準備
ふもとっぱらに行く時は天気だけでなく風速も確認しましょう
強風予報の時に行くのはテントを壊されに行くようなものです
テントと身の安全が最優先なので、風が強い予報の日は諦めることも大切です
ふもとっぱらキャンプ場にキャンセル料がないのは安全にキャンプを楽しんでもらう為の配慮だと思うので、安全を優先しましょう
風速問題なさそう!となっても急に風が強くなったりするのがふもとっぱら
テントが飛ばないよう固定するために、長めのペグを準備すると良いです
おすすめは長さ30cm前後の鍛造ペグ、具体的には村の鍛冶屋「エリッゼステーク」です
30cmの鍛造ペグであれば硬いふもとっぱらの地面にも深く打ち込めるので、テントの安定感が増します
強風が吹き始めてから後悔するのでは遅いですし、鍛造ペグは一度買ってしまえば今後も長く使うことができるのでこの機会に揃えてしまいましょう
あまりにも風が強い場合は
- タープをしまう
- ペグを打ち直す(追加で打つ)
- 車などの屋内に避難する
といった形で無理をしないことが大切です
寒暖差が激しい【特に春と秋】
ふもとっぱらは標高830mにあるため、寒暖差が激しいです
年間の平均気温はこんな感じ
ここ数年は夏の気温がだいぶ上がっているので、7〜9月は+5〜7℃くらいで見る方がいいかと思います
ふもとっぱらは昼夜と風の有無で寒暖差が大きくなりますが、特に気をつけていただきたいのが春と秋です
僕たちが5月下旬にキャンプをした時は
晴れ
最高気温25℃、最低気温13℃
昼間は無風、夜は少し風あり
という天候で、昼間は半袖でも若干暑さを感じるほどでしたが、夜は打って変わってフリースの下にヒートテックと長袖Tシャツを着ないと寒さを感じる状況でした
野良猫が焚き火で暖をとりに来るくらい寒かったので、防寒着の準備はしっかり行いましょう
4月の上旬はもっと寒く、最低気温は3℃まで下がりました(最高気温は覚えてません、、、すみません、、、)
その時のまるの様子がこちら
この時がふもとっぱらデビューだったのですが、想像を超える寒さで秘密結社キルティングジャケットになってしまったので、4月にふもとっぱらに行く場合は冬キャンプ並みの防寒対策が必要です
【対策】防寒具をできるだけ多めに持っていく
できる対策は防寒具を気持ち多めに持っていくこと、これに尽きます
気持ち多め、というのがポイントです
ふもとっぱらでの体感温度は、昼夜と風の有り無しで大きく変わります
そして天気も変わりやすいので、予報にはない強風が吹くことも考えられます
これくらいで大丈夫でしょ!
ではなく
こんなに要らないと思うけど一応持っていくかぁ!
の精神が大切です
現地で防寒具が足りないことに気付いても手遅れになってしまうので、積めるだけ積んでいきましょう!
うるさい人達がいることもある
ふもとっぱらは人気キャンプ場なので、いろんな人が泊まりにきます
僕たちは多い時で3組のうるさいキャンパーとふもとっぱらでご一緒したことがあります
3組ともお酒を召されていたのかだいぶ声が大きく、非常に耳障りで不快でした
特にストレスだったのが0時過ぎまで酒盛りをしていた中国人のグループ
周りが静かな分、酔っ払いの声がサイトに響いて最悪でした
しかし、この後お伝えする対策のおかげでぐっすり快適に眠れました
【対策】管理棟に電話をして注意してもらう
一番有効かつ安全なのは管理棟に電話して注意してもらうことです
ふもとっぱらの管理棟は17時までしか開いていませんが、夜間であっても電話をすれば対応してもらえます
0時過ぎだったので若干申し訳なさはありましたが、電話をしたところ嫌そうな素振りを見せずに対応してくれました
先ほどお伝えした中国人のグループに注意をした後にも
またうるさくなったら電話してください
と電話をくださり、とてもありがたかったのが心に残っています
自分で直接注意される方もいらっしゃると思いますが、万が一トラブルに発展した場合せっかくのキャンプが台無しになりかねないので、管理棟に連絡することをおすすめします
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