グランドシートの代用品はブルーシートで大丈夫?【実体験を基に解説】

テントの下に敷くグランドシート、専用品の値段が想像以上に高くてびっくりしたことはありませんか?

なんとか出費を抑えたい、、、!

そう思いながら代用品を探してブルーシートにたどり着くのですが、実際にグランドシートとして使えるのかどうか分からない方も多いと思います

そこでこの記事では、実際にブルーシートをグランドシート代わりに使ったことがある僕たちが

ブルーシートはグランドシートの代わりになるのか

について解説していきます!

結論からお伝えすると、状況によってはブルーシートはグランドシートの代わりになります

僕たちもグランドシートを家に忘れて急遽ブルーシートを代わりに使ったことがありますが、しっかり機能してくれました

なぜこの結論になっているのかについても詳しく解説していきますので、ぜひご一読ください!

目次

【結論】状況次第でグランドシートの代用品はブルーシートでOK

改めてですが、ブルーシートは状況次第でグランドシートの代用品になります

その根拠は

  • グランドシートの役割を果たせる
  • 尖ったモノがあると破れる可能性がある

の2点です

根拠の中身について具体的に説明するために、まずグランドシートの役割からお伝えさせてください

グランドシートの4つの役割

グランドシートの役割は次の4つです

  • テントの底の汚れ防止
  • テントの底の傷防止
  • 雨による浸水からの保護
  • 底冷えからの保護

それぞれ細かく説明していきます!

テントの底の汚れ防止

グランドシートを敷くことでテントの底部分が直接地面に触れることがなくなるので、汚れ防止になります

せっかく買ったお気に入りのテント、汚したくないですよね?

テントの底には人の全体重がかかるため、地面の土や砂、芝が付着しやすいです

テントの底が汚れてしまうと、撤収時に

  • 汚れを拭く
  • 拭き取った後少し乾かす

という余計な手順が増えてしまい非常に面倒なんですよね

グランドシートがあればテントの底が汚れる心配がなくなるので、撤収時の余計な手間も増えずに快適にキャンプできます

テントの底の傷防止

汚れ防止と似ていますが、グランドシートがあるとテントの底と地面が直接触れなくなるので、傷が付きにくくなります

キャンプ場によってはその土地の自然をそのまま生かしているようなところもあるので、尖った石や折れて尖った枝がサイトに落ちていることもあります

そういうところにグランドシートなしでテントを立てると、テントの底が傷ついて最悪穴が空いてしまう可能性があるんです

とはいえ、テントを立てる前に

  • 尖ったものが多い場所は避ける
  • 大きい石や枝は設営場所からよける

といった工夫をすれば防げるので、安心を買う感覚に近いです

キャンプ中にテントの傷を心配していたらリラックスできなくなってしまうので、個人的にはグランドシートは傷防止のためにも持っておいた方がいいと思います

雨による浸水からの保護

雨が降ってきたときにグランドシートがないと、テントの底=床に水が染み込んできます

この浸水もグランドシートがあると防ぐことができます

居住スペースに浸水が起きたら誰でも嫌ですよね?

テントの底が浸水すると居心地は最悪ですし汚れもつきやすくなるので、いいことは一つもないです

僕たちは雨予報の時はキャンプをしないスタイルですが、ほったらかしキャンプ場で雨キャンプをしたことがあります

その時もグランドシートを敷いていたおかげで浸水は全くしなかったです

雨がそこまで強くなかったのと、水はけがいい砂利サイトだったこともあると思いますが、グランドシートを敷いていなかったら普通に浸水していたと思います

一枚敷くだけで抜群の防水効果を発揮してくれるので、突然の雨に備えて敷いておく方がいいでしょう

雨キャンプの様子はこちらから

その時の雨キャンプの様子は別の記事にまとめています

どれくらいの雨のなかキャンプをしたのか気になる方は読んでみてください

底冷えからの保護

グランドシートを地面とテントの間にかますことで底冷えの防止にもつながります

蒸し暑い夏キャンプでも、標高が高い場所では地面が冷えて熟睡できずに起きてしまうこともあります

底冷え対策にはインフレータマットやコットの方が効果が高いですが、グランドシートの有無も無関係ではありません

夜眠れないとキャンプの満足度が劇的に下がるので、底冷え対策の観点でもグランドシートは導入するべきでしょう

【実体験】グランドシートを忘れてブルーシートで代用

ブルーシートはグランドシートの役割4つをしっかりカバーできる実力があります

こう思った理由は、実際にブルーシートをグランドシートの代わりに使った経験があるからです

田貫湖キャンプ場でBello400というベルテントを使ってキャンプした時、グランドシートを忘れた僕たちはたまたま積んでいた普通のブルーシートを敷いて、その上にテントを設営しました

しかし、たまたま持っていたブルーシートはとても小さく、テントの半分の面積しかありませんでした

僕たちはなるべくブルーシートがある場所に負荷がかかるように荷物を置き、寝床を作りました

ブルーシートがない場所にはなるべく負荷がかからないようにキャンプをし、翌日撤収の時にテントをめくってみると、、、

ブルーシートを敷いていた方には土汚れと芝が全く付いていなかったんです

逆に敷いていなかった方は土の汚れと芝が付いていたので、ウェットティッシュで頑張って拭き取りました

おぴ

半分しかないブルーシートの上にテントをうまく乗せて拭き取りましたが、めっちゃめんどくさかったです、、、笑

この経験から、ブルーシートは状況次第でグランドシートとしても使えると考えるようになったんです

ブルーシートは耐水性も高い

ブルーシートは耐水性にも優れています

スタンダードなブルーシート#3000の耐水圧試験では、約4,600mmの耐水圧を誇ります!

出典:ブルーシートの耐水圧とは?屋外使用には耐水圧50,000mmの耐水シート☔

この4600mmという数値は、snowpeakのエントリーパックtt用のグランドシートの耐水圧(ミニマム値)の約2.5倍です

ちなみに、先ほど紹介した雨キャンプで使っていたのがsnowpeakのエントリーパックtt用のシートなので、普通の雨ならブルーシートでも十分対応できると思います

短期的に使用する防水カバーや使い捨てシートなどの場合は、薄手(#1000~#2000)のブルーシートで対応できます。

出典:ブルーシートの選び方│薄手から厚手まで用途に合わせた素材をおすすめ!

となっているので、一泊二日のキャンプなら厚さは気にせずサイズと予算で決めてしまっていいと思います

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おぴ

雨に降られなかったのもありますが、僕たちもペラペラのブルーシートで全然問題なかったです!

予算を浮かせたいならブルーシートでの代用しちゃいましょう

このように、ブルーシートは十分グランドシートの代用品になり得ます

実際に活用するにはテントの底よりも少し小さいサイズに加工しないといけませんが、手間をかけてでも予算を浮かせたい方にはいい選択になると思います

おぴ

僕たちは加工がめんどくさいので普段はテント専用のグランドシートを使ってます

グランドシート代をケチって敷かないよりは絶対にいいので、悩まれている方はぜひ試してみてください!

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この記事を書いた人

アラサーのんびり夫婦キャンパーです𐀪𐁑 ナチュラルな雰囲気で快適なキャンプと富士山が大好き𓍯
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おすすめのキャンプ場やギア、快適にキャンプをするためのあれこれを発信してます𖣰

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